Inner Strength について
迷いや不安を感じるとき、内から力が湧いてくる。そんな力が、誰の中にも必ずある
Inner Strength(インナー ストレングス)株式会社という社名には、「自分の内側にある力に気づき、活かすことで、人生や仕事に前向きな変化を起こしてほしい」という私自身の実体験と願いが込められています。
転職支援やキャリア相談の現場では、「自信がない」と語る方々と向き合う機会が多くありました。特に女性の場合、ライフイベントや年齢、体力、家族のケアなど、目に見えない負荷を抱えながらも、キャリア構築に真摯に取り組む姿が印象的でした。自分ではない誰かのために生きているように見える方も少なくありません。
そのような方々が、自分の経験や強みに気づき、言葉にすることで、少しずつ表情や行動が変化していく。その瞬間に立ち会うたび、「内なる力」の重要性を実感してきました。
Inner Strengthとは、「内なる力」。
それは誰かに与えられるものではなく、自分の中にすでに備わっている力です。まだ気づいていないだけで、誰の中にも存在する、あなただけの力です。
私は、コーチングやキャリアカウンセリングを通じて、「考える力」「伝える力」を育み、性別や年齢に関わらず、自分らしく働きたいと願う方々を支援しています。単なるスキルアップではなく、自分自身を理解し、納得感のある選択を重ねていくこと。そのプロセスを、専門的かつ実践的な視点からサポートします。
社名に込めたこの思いが、誰かのキャリアの転機や人生の選択において、静かに力となることを願っています。
Profile
筑波大学 第二学群 日本語・日本文化学類卒業。
新卒でNTTコムウェア(現NTTドコモソリューションズ)に入社し、システムエンジニアとしてキャリアをスタート。
第二新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に転職。
法人企業の採用支援(RA:リクルーティングアドバイザー)と個人のキャリア支援(CA:キャリアアドバイザー)を担当。
営業未経験からのスタートながら、RA初年度で約1億円を売り上げ、以降は年間最高売上約6億円を達成。RA在籍8年間で累計売上約25億円を記録し、全社TOPセールス・MVPを多数受賞。
主な担当企業は外資系総合コンサルティングファーム。2013年〜2018年の約6年間にわたり伴走し、人材紹介に加え、求人広告商品やアセスメントサービスまで幅広く営業活動に従事。リクルートグループ各社からアサインされた約20名のメンバーとともに、プロジェクトマネジャーとしてチームを主導。
RPOプロジェクトも多数受注。初受注案件は、2013年に実施したSAPコンサルタント・エンジニア採用プロジェクトで、6か月間でSAP経験者約50名の採用を実現。高難易度・ニッチ領域での成果が高く評価され、その後も複数部門にてコンサルタント・エンジニア領域のRPOプロジェクトを継続受注。人材エージェントに在籍しながらも、年間数千名規模の大型採用を支える企業リクルーターとしての経験を積む。
2016年、プレイングマネジャーに昇格。シニアアカウントマネジャーとして、現場での成果創出とマネジメントの両面で実績を重ね、チームの成長と業績向上に貢献。
その後、ブティックエージェントであるキャリアインキュベーションにてManaging Directorを務め、企業の経営幹部層(CxOクラス含む)とのリレーションを築きながら、一部Confidential案件やリテーナーサーチにも関与。企業の経営課題と個人のキャリア課題を両面から見つめる視点を培う。
2025年10月、Inner Strength株式会社を創業。
資格
国家資格 キャリアコンサルタント
米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー
その他の活動
⚫︎内田塾 for Women(2017年度 第4期生)
2017年より、内田和成先生の私塾にて継続的に学びを深めています。思考の枠を広げ、自身の在り方を問い直す貴重な時間となっています。
書籍発売のお知らせ (2025年11月28日発売)
内田塾 ビジネス実践力養成集中講義
監修 内田和成
このたび、著者の一人として関わった書籍が発売となりました。
本書は、内田塾 for Women(主催 日経ビジネススクール)での学びをもとに、塾生3名が執筆を担当し、私、大谷幸子がプロジェクトリーダーを務めました。出版に至る経緯については、本書の中でご紹介しています。
書籍をお読みになったご感想など、Contactページよりお寄せいただけましたら嬉しく思います。
<内田塾 for Womenとは>
論理的思考力や課題解決力、そして人を動かす企画力やプレゼンテーション力まで、ビジネスの現場で本当に役立つスキルを、実践的に身につける4か月のプログラムです。
2017年に受講した私自身の「内田塾での学びと変化」については、以下のページでご紹介いたします。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご一読いただければ幸いです。
内田塾での学びと変化
「考える力」と「伝える力」を磨き、自分の軸を見つけた
私が受講したのは、法人営業のプレイングマネジャーとして2年目を迎えた頃でした。実務担当者から立場が変わり、見える景色も、耳に入る情報の質も量も一変。関わるステークホルダーも多様化し、環境の変化を前向きに捉えながら、仕事の醍醐味を感じていました。
一方で、増え続ける業務量とのせめぎ合いの中で、限界を感じ始めていたのも事実です。日々の学びや経験が自分の中に蓄積されず、ただ通り過ぎていくような感覚。焦りと空虚さが募る中で、「業務とは切り離された場所で、ビジネスの土台を体系的に学び直したい」と強く思うようになりました。
そんなときに出会ったのが、内田塾 for Women。当時、私は外資系コンサルティングファームを担当するチームを率いており、「元BCG日本代表の内田和成先生が主宰する講座」と聞いた瞬間、迷わず応募を決めました。
書類選考に合格し、早稲田大学の教室に向かった初日(Day1)の衝撃は今でも覚えています。ドアを開けた瞬間、塾生同士の自己紹介はすでに始まっていて、その輪に入り損ねた自分。講義が始まれば、内田先生の問いかけに次々と手が挙がり「何かをもぎ取って帰る」という気迫が教室を満たしていく。全員が女性、そのこと自体もこれまでにない刺激で、背筋が伸びる思いでした。
Day1〜4を過ごした4か月間、苦手だった「考える力」は基礎から叩き込まれ、イシュー・ツリーの作り方含め、何度も練習を重ねました。比較的自信のあった「伝える力(プレゼンテーション)」においても新たな視点や気づきを得て、職場で実践する日々が始まりました。実は、伝えたつもりが伝わっていなかった場面も多く、言葉の選び方や構造の工夫がいかに重要かを痛感することになったのです。
あらためて、内田塾で得た学び、それは私にとって「考える力」と「伝える力」を鍛える場であると同時に、自分自身を見つめ直す鏡のような存在でした。講義の中で投げかけられる問いに向き合うことで、思考の癖や視野の狭さに気づき、仲間との対話を通じて、自分の言葉の力を磨いていく。そうした積み重ねが、日々の仕事や人間関係に確かな変化をもたらしました。
また、卒業後から現在に至るまで、内田塾のチューターや、内田先生の私塾に参加し、継続して学び続けることの重要性を実感しています。そして何より、出会った仲間とのつながりが、私の人生に深い影響を与えています。異なる立場や背景を持つ女性たちが、互いに刺激を与え合い学び合う場は、単なる研修を超えた「成長の共同体」。このネットワークは、今もなお私の支えとなり、困難に直面したときに立ち返る場所となっています。
内田塾を通じて、私の人生には2つの大きなターニングポイントが訪れました。
1つ目は、受講翌年の2018年に転職を決意したこと。大手企業に勤めていた私は、営業実績が本当に自分の力なのか、会社の看板によるものなのか、確信が持てずにいました。出会った仲間たちが次々と新たなチャレンジに踏み出している姿に背中を押され、思い切って、少人数の人材系企業に転職。会社に頼らず、個人の力でどこまで通用するのかを試してみたかったのです。
転職と同時期にチューターとしての活動も始まり、塾生から「キャリア相談」を受けるようになりました。人生や仕事について、個別に話したいという相談が毎年寄せられるようになったのです。その面談を重ねる中で気づいたことがあります。
それは、内田塾での学びを乗り越えている優秀な女性たちでさえ、「自信がない」と不安を抱え「自分の人生に迷っている」ということ。様々な業界・職種で働く女性たちが一様に悩んでいる姿を見て、私は「女性が当たり前のように自信を持てる社会を創りたい」と強く思うようになりました。
この思いが、2つ目のターニングポイントにつながります。2025年に独立を決意。本書執筆の話が持ち上がったタイミングと重なり、まさに運命を感じました。より多くの女性たちが、自分の内なる力に気づき、自信を持って一歩を踏み出せるように。そんな思いを胸に、今後は「考える力」「伝える力」を軸に、誰かの背中を押す存在として活動していきたいと思っています。
⚫︎Work Design Lab パートナー https://work-redesign.com/
2023年より、福井県福井市の地域プロジェクトに参画。
同年8月には「関係人口サミット F–connection」にて、越前水仙をテーマにプレゼンテーションを行い、福井新聞にも掲載されました
趣味
「動と静」を行き来する時間が、仕事の質を支えてくれる
私にとって、自然の中で過ごす時間やヨガの習慣は、セルフマネジメントの一環であり、思考と感覚を整える大切な営みです。
コロナ明けに訪れたバリ・ウブド、セドナ、マウントクックでは、日本では味わえないスケールの自然に包まれ、日常の緊張がゆるむ感覚を得ることができました。旅ではいつも、緑や静けさのある場所を選び、自分の感覚を整える時間を意識的につくっています。海外のトレッキングコースは日本よりもハードな印象ですが、大地を踏みしめ、ただ前に進むことに集中することで、思考がクリアになり、心身のバランスが整っていきます。年に数回は国内外の自然を巡り、リセットの機会を持つようにしています。
「動」と「静」を行き来することで、思考が整理され、より本質的な支援やコミュニケーションが可能になると感じています。
ヨガもまた、呼吸とともに内側に意識を向け、自分の軸を整える時間です。静けさの中で自分の心に戻る感覚は、言葉の選び方や人との関わり方にも影響を与えてくれます。
こうした時間の積み重ねが、私自身の土台となり、仕事においても、言葉や対話に深さと柔らかさをもたらしてくれています。











Company Overview
| 会社名 | Inner Strength株式会社 |
| 所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-20 銀座THビル9階 |
| 資本金 | 3,000,000円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 大谷幸子 |
| 設立日 | 2025年10月6日 |
| 事業内容 | 採用コンサルティング 業務改善・効率化アドバイザリー 人材育成・教育研修 個人向けコーチング・カウンセリング |
